ポジポジ病とは、FXトレードにおける、中毒症状を表すような言葉です。
FXトレードは取引が簡単で低コストで出来ます。
そのため、少しでもチャンスと思えば、ポジションを持ってしまいます。
なんて言うんでしょう、ポジション依存症とでも言うんでしょうか。
しかし、字を見ればわかるように、ネガティブな言葉になっています。
そんな人の為に、傾向と対策を考えて見ました。
傾向:トレード成績が悪くなると、ポジションを多くとってしまう
自分のトレードが上手く行かないと、ポジションを多く取ってしまうと言う人は、結構いますね。
自信が有って、エントリーしたのに、負けてしまった時は、すぐにポジションを取りたくなる人もいるでしょう。
思った方向に値が動かずナンピンを無計画をする人もいます。
対策:冷静になってもう一度、トレードを振り返る
自分のトレードが上手く行かず、ポジポジ病になっている人は、一旦冷静になって、自分のトレードを見つめ直すしかありません。
シャワーを浴びたり、コーヒーを飲んだりして、一旦相場から、離れて見ては如何でしょうか。
またトレードノートをつけるのも、有効的です。
自分のトレードを、振り返ることも出来るし、ポジションが多くなれば、書くのが面倒くさくなりますからね。
傾向:値動きにつられてポジションを取ってしまう
チャートを見ていると、ちょっとした値動きに反応してしまい、無駄にポジションを取ってしまう人もいますよね。
上位足を見てみると、大した動きでもないのに、下位足で見ると大きく動いて見える感じです。
PCやモバイル端末で、チャートを見た途端、何も検証をしていないのに、チャンスだと思いこんでしまう人もいます。
提案:自分のトレード手法を改めて確認する
値動きに敏感な人は、日頃から値ごろ感でトレードしているのでは無いでしょうか?
自分のトレードスタイルが無いので、少しの値動きでも「この値動きに付いて行かないと、乗り遅れてしまう」などのような考えを持っていませんか?
そういった人は、自分のトレード手法を確立したほうがいいと思います。
取引までのロジックが、完成しているのであれば、値動きだけでポジションも取らなくなります。
環境認識も大切です。エントリーするのを我慢して、上位足の値動きなどを確認しましょう。
傾向:熱くなり、ついついポジションを持ってしまう
負けこんでいる時は、思考が停止した状態でエントリーをしてしまいがちです。
とにかく、負けているのが悔しいんです。
負けトレードを検証していない人が陥りやすいです。
提案:負けを認めることは、大事なことです。
負けを認め、少しトレードから離れた方が良いと思います。
熱くなって、むやみにエントリーしても勝つのは難しいでしょう。
根拠なくエントリーしたポジションは、勝てないものです。
自分で熱くなってきたと、感じた時は、その日のトレードは、止めておいた方が無難でしょう。
あとから自己嫌悪に陥てしまっても嫌ですからね。
そして、その熱量を筋トレで消費しましょう。
筋トレは回数を数えるのと、体の動きを意識するだけです。
集中出来て、頭がスッキリします。
すこし、落ち着いたら、自分がなんの為にトレードをしているのか、もう一度考えて見ると良いですよ。
傾向:トレード中毒が一番怖い

とにかく、トレードがしたくてたまらない。
根拠なく、今すぐトレードしないと、勝てる勝負を逃してしまう。
こんな考え方をするようになったら要注意です。
これはパチンコ依存症と変わりません。
トレードをするたびに興奮状態に陥り、無謀な取引をしがちです。
根拠のない自信と興奮でトレードをしまくります。
勝ちたいのではなく、トレードをしたいと、思っている事に気づいていません。
提案:口座から資金を引き出したほうが良い
冷静な内に、資金を引き出した方が良いと思います。
資金を飛ばして、一度どん底に落ちたほうが良いと言う人もいます。
トレード仲間を作るのも、良いかもしれません。
そうすれば、手厳しく指摘してくれる人もいるでしょう。
まとめ
分かっているけど、なかなか克服出来ないポジポジ病
いくつか良いと思う対策を、考えてみましたがどうでしょうか?
ポジポジ病で、勝てるなら良いのですが、だいたい負けますよね。
トレードは根拠のあるトレードをすること。
そして適度に休むこと。
みなさんも、気を付けましょう。