FXを始める時、たくさんの通貨ペアから、どれを選んで取引して良いのか、迷うことも有ると思います。
大抵のFX初心者の人は、比較的に慣れ親しんでいる通貨ペア、ドル円を選んで、取引をしていると思います。
今回は初心者でも安心して取引ができる、おすすめ通貨ペアの紹介をしましょう!
FX初心者におすすめの通貨ペア
日本人にはやっぱりUSD/JPY(ドル円)
特徴
日本人には切っても切れない存在のドル円です。
ニュースでも必ず、ドル円の推移を放送し、簡単に手に入る情報が豊富にあり、初心者でも馴染み深く、取引しやすい通貨ペアだと思います。
世界的に見ても、ドル円の取引量は多く、比較的に安定した動きをする通貨です。

東京時間では、比較的に動きが緩やかですが、16時から始まる欧州時間(夏時間)では、一転して値動きが大きくなり、短期足で見ると、東京時間とは逆のトレンドを、形成するパターンが有ります。
NY時間では値動きもピークに達し、ドル円の取引量は多くなります。
サラリーマンの人は会社からの帰宅後に、値動きが大きくなる、ニューヨーク時間で取引をする場合が多く、値動きが活発なので、スキャルピングトレードをする人も多いです。
主婦の人は、東京市場がオープンする、9時~10時頃まで値動きが活発になるので、旦那様やお子様を見送ったあとに、短い時間で取引をし、利益を上げることもできます。
国内FX業者のドル円のスプレッドは狭く取引をしやすい通貨ですし、スワップポイントも魅力的ですよ。
世界スタンダード通貨ペア、EUR/USD(ユーロドル)
特徴
ユーロドルは、世界でもっとも取引量の多い通貨ペアです。
FX初心者の人には、あまり馴染みのない通貨ペアだと思います。
値の表示が独特なので、とっつきにくいかもしれませんが、FX取引をしている人は、必ず知っているメジャー通貨ペアです。
スプレッドは狭く、取引をしやすい通貨ですね。
スワップポイントも高く、長期取引にも向いていますよ!¥
オセアニア時間、東京時間の値動きは、活発では無いですが、ロンドン時間が始まる、1時間前辺りから値が大きく動き始め、取引が活発になる感じです。
ユーロドルは、トレンドが出始めると継続して、トレンドが続くことが多く、スイングトレードをする人は好んで、このユーロドルの通貨ペアを取引する方が多いと聞きます。

ドルが絡んでいるため、アメリカの雇用統計などの重要な経済指標などで大きく値が動くことが有ります。
取引時間の重要性
FX取引は市場の開く時間が大変重要になってきます。
オセアニア市場→東京市場→ロンドン市場→ニューヨーク市場の順番で、ほぼ24時間、市場では何らかの取引がされています。
最近では、中国の上海市場の動向も注目されるようになり、東京時間の10時ごろに影響が出るとも言われています。
各、金融市場が開く頃になると、値動きに落ち着きがなくなり、予想外の方向へ動いてしまう場合もあります。
また、そのような時間を狙ってスキャルピングトレードをする方も、少なくはありません。
FX取引初心者は通貨ペアを絞って取引しましょう
FX取引に慣れないうちは、取引通貨ペアを絞った方がいいです。
たくさんの通貨ペアを、監視したほうがエントリーチャンスが増えるかもしれません。
しかし、利益が倍増するわけではありません。
慣れないうちは、じっくりと値動きを監視し、エントリーポイントを確認しながら取引したいですね。
一つの通貨ペアに絞っても、勝率が上がればいいわけですから。
夏時間、冬時間
海外市場は日本とは違い夏時間、冬時間が有ります。日本時間に合わせると以下になります。
ロンドン市場
- 夏時間:17時~1時
- 冬時間:18時~2時
NY市場
- 夏時間:22時~6時
- 冬時間:23時~7時
重要な、この2ヶ所の市場と、欧州市場が16時頃から始まるのを、覚えていれば問題ありません。
ドル円、ユーロドルで気を付けたほうがいい、指標発表
これらの通貨で気を付ける、経済発表はアメリカの雇用統計やFOMCなどが有ります。
トレードをする前に指標の発表が無いか確認してください。
アメリカの指標発表は強烈です。
値が乱高下する場合が有るので、初心者の人は、発表前にポジションなどを、持たないほうがいいと思います。
藩庁博打で売買するトレーダーもいますが、初心者の人にはおすすめできません。
まとめ
今回はドル円とユーロドルを、初心者にはおおすすめと言うことで紹介をしました。
値動きも、それほど激しくは無いので、安心して取引ができるんじゃないかと思います。
ドル円とユーロドルはスプレッドも狭く、スワップポイントがいいので、短期取引、スイングトレードなどに向いている通貨です。
他にも、色々な通貨ペアがありますので、FX取引に慣れてきたら、他の通貨ペアもチャレンジしてください。