フィボナッチを使う人はたくさん、いらっしゃいますが、フィボナッチにも、いくつかの種類が有ります。
代表的なのはフィボナッチリトレースメントですよね。
フィボナッチリトレースメントを使った説明などはよく見ます。
そして、意外と知られていないのが、フィボナッチエキスパンションです。
フィボナッチエクスパンションとも言いますね。
知っている人は、知っていると思うのですが、意外と使い方が分からない人も多いです。
この記事では、 フィボナッチエキスパンション のことを書いて行こうと思います。
フィボナッチエキスパンションとは
フィボナッチエキスパンションとは、フィボナッチ数列を使ってトレンドの押し目や、戻り売りの後に、どこまで値が伸びるのかを、推測してくれる便利なテクニカル指標です。
押し目買い、戻り売りをしている人には、値がどこまで推移するのかの目安になり、利確ポイントを決めやすくなります。
フィボナッチエキスパンション の使い方
ここでは、MT4でツールの使い方を説明させて、いただきます。各社取引ツールによって表示の仕方が変わってきますので、マニュアルをご確認してください。
メニューの挿入→フィボナッチ→エキスパンションをクリックします。

するとエキスパンションのカーソルが出てきます。
計測する開始ポイントをクリックし、ドラッグしながら終点ポイントまでカーソルを動かしてください。
終点ポイントをダブルクリックしてフィボナッチエキスパンションをアクティブにします。
終点ポイントから伸びているハンドルをドラッグし、戻しポイントまでドラッグします。

画像のようにラインが出てきていれば成功です。
フィボナッチエキスパンションをツールバーに登録しよう
フィボナッチエキスパンションは慣れると、多用する場合が多いです。
ツールボックスに登録をして、使いやすくしましょう。
トレンドラインのアイコンが有る、ツールバーで右クリックします。
メニューが出てきますので、カスタマイズをクリックします。

ツールバーのカスタマイズのパネルが出てきますので、左の非表示の項目からフィボナッチ・エクスパンションをクリックし、真ん中の挿入ボタンをクリックしてください。

ツールバーにアイコンが出てきました。
アイコンのいちを変えたい場合は、ツールバーのカスタマイズのパネルで、上下にずらしてください。
フィボナッチエキスパンションで利確ポイントを決める
フィボナッチエキスパンションをトレンドフォロー型のテクニカル指標です。
例えば上昇トレンドで使う場合は、開始ポイントに直近安値、終点ポイントに直近高値、計測ポイントに押し安値を選択します。
そうするとデフォルトの状態では、FE 61.8、FE 100、FE 138.2、EF161.8と4本のラインが出てきます。
利確ポイントとしてよく反応するのが、EF 100、トレンドが強いとEF 161.8まで伸びます。

まとめ
フィボナッチエキスパンション について、書かせていただきましたがどうでしょうか?
利確ポイントを考える際に、目標になる物が有ると、すごく便利だとは思います。
プロのトレーダーの中には、フィボナッチエクスパンションを使ってトレンドの、反転を狙う逆張りに使う方もいらっしゃるようで、使い方によっては、いろいろとできると思います。
使ったことのない人は、ぜひ使うようにしてもらいたいです。