皆さんは、貯金をしていますか?
銀行に預けても利子なんて、雀の涙位しか付きませんよね。
今、人気が有るのは、投資信託でしょうか。
通常の積立式定期預金は指定の金額をを毎月積みたてる方法ですが、投資信託の積みたて方式はドルコスト平均法でファンドを買っています。
じつはFXでもドルコスト法を使って、外貨積み立てができます。
ドルコスト平均法ってなに?
一般的な積み立て定期預金は、毎月一定額のお金を、定期預金口座に振り込む方式です。
FXの場合で例えると
毎月、100ドルを買うとします。
為替レートが1ドル、100円の時は、10,000円の費用がかかります。
翌月に1ドル、110円だった場合は、11,000円の費用がかかります。
更に翌月には1ドル、108円だった場合は、10,800円の費用がかかります。
以上のように毎月、為替レートによって、支払う金額が変わってきます。
この方式は定量購入法です。
ドルコスト平均法では
毎月、10,000円分のドルを買うとします。
為替レートが1ドル、100円の時は、100ドル購入できます。
翌月に1ドル、110円だった場合は、90ドル購入できます。
さらにに翌月には1ドル、108円だった場合は、92ドル購入できます。
ドルコスト平均法では支払う金額は一定ですが、月ごとの取得したドルに、ばらつきが有ります。

この方法の利点は、ドルが高いときには購入したドルが少なくなり、ドルが安いときにはドルを多く買うことができ、購入平均単価の平準化ができます。
ドルコスト平均法のメリット・デメリット
ドルコスト平均法にもメリット・デメリットが有ります。
メリット
購入金額があらかじめ決まっているので、為替レートが高いときには、積み立て通貨の購入量が少なくなり、為替レートが安いときには、多く購入する事になるため、平均購入レートが良くなります。
長期投資になるため、毎日スワップポイントもコツコツとたまっていきます。
定期預金とは違い、トレーダーの資産状況で購入額の変更や停止、運用方法の変更ができます。
デメリット
短期取引ではないので、目先の利益を狙うことができません。
ドルコスト平均法は長期投資です。積み立ては数十年単位で考える必要が有ります。それまで我慢ができない人には向いていません。
取引通貨が下がり続けた場合、元本割れを起こす可能性が有ります。
ドルコスト平均法でFX積立ができるのはSBI FXトレードだけ
今現在(2020年3月27日)、FXの積み立てサービスを運営しているのはSBI FXトレードしか有りません。
もちろん他のFX業者をつかって、ご自身で積み立てをしても良いのですが、数十年間、自分自身で積み立てをしていくのはとても面倒です。
しかも、他の業者では、取引単位が最低でも1000通貨単位となってしまい、レバレッジをかけて、運用しなければなりません。
SBI FXトレードでは自動購入で積み立てができます。気にするのは取引口座の残高くらいです。
また自動購入積み立て方法も3種類あります。
毎日購入
毎週購入
毎月購入
以上の積み立て購入方法が有ります。
購入量の単位も1ドルからできますので、レバレッジ1倍で気楽に始めることができます。
レバレッジも、1倍~3倍を選べます。
FXドルコスト平均法が向く人、向かない人
メリット・デメリットデモ書きましたが、定期預金のように使いたい人は、考えて見てもいいと思います。
毎回、指定した定額の金額で自動購入され、チャートの値動きも見る必要が無いので、ストレスがたまりませんん。
短期間で収益を上げたい人には、全く向いていない投資方法です。
別の取引方法を考えた方が良いでしょう。
まとめ
銀行の積み立て貯金に未来を感じられない人は、良いと思います。
しかし貯金ではなく、投資になるので元本割れを起こす可能性も有ります。
為替は株式などとは違い、会社が倒産などで価値がなくなるわけでは有りません。
メジャー通貨は長期的に見ても、上がったり、下がったりを繰り返しています。
為替レートが不安定な代わり、スワップポイントが高い、TRY/JPYをドルコスト平均法で運用しながら、スワップポイントで稼ぐのも、面白いかもしれませんね。