FXトレードの取引方法で、よく耳にするのが、デイトレード。
私が初めてデイトレードを認識したのは、テレビドラマでした。
「ビッグマネー」と言うドラマで、主人公役の人は長瀬智也さんでしたね。
ドラマ自体は、株式投資の話だったのですが、何話目かの話で、株の取引をリアルタイムの値動きで、スキャルピングのように売買している話がありました。
劇中の中ではデイトレードと言う事で説明されていて、知識のない私は、こんな取引方法が存在するんだと、初めて知りました。
この記事では、人気の取引方法、デイトレードに付いて、基本的な事を書いていこうと思います。
デイトレードとは
デイトレードとは1日の間でポジションを保有し、就寝前に、決済をするトレード方法です。
その日の変動幅を利用し利益を取って行きます。
メリット・デメリット
人気のデイトレードですがメリットデメリットが有ります。
メリット
1日でポジションを決済するため、就寝中などの間に予測不能な出来事による、価格変動に巻き込まれない可能性が有ります。
週末をまたがないため、土日にどんな事が有っても、翌営業日に問題を持ち越すことがありません。
場合によっては、1日に複数回トレードが出来るため、資金効率が良くなります。
デメリット
ポジションの保有時間が短いため、大きな波に乗れない場合が有ります。
必然的に、取引回数が多くなるため、損切りの対応も多くなり、メンタル的にきつくなるかも。
1日の中でエントリーチャンスが無いと、エントリーポイントでも無いのに、ポジションを持ちたくなってしまいます。(ポジポジ病)
デイトレードの基本的な戦略
FXトレードの相場はレンジ7割、トレンド3割と言われるほどレンジ相場が多いです。

しかし相場環境によって、トレード戦略も変わってきますので柔軟な対応がひつようです。
チャートを見る時は、拡大せずに縮小させて、広範囲を見れるようにしましょう。
レンジ相場の戦略
レンジ相場は一定の値幅の中を動いている値動きの事です。ボックス相場とも呼ばれています。
レンジ相場の高値、安値に水平線を引けば、上下の水平線の中に収まることから、戦略としては、高値、安値付近に為替レートが近づいて来た時の、反発を狙って取引をします。

またレンジ相場では高値、安値の中心も意識されることがあります。
トレンド相場の戦略
トレンド相場の場合は押し目戻りや、売り目戻しなどを意識しながらトレードをしましょう。

よく高値更新、安値更新したらエントリーをする方法なども有りますが、更新した直後にポジションを取るとダマシに有ったり、そこが天井だったりすることが有りますので、注意が必要です。
エントリーポイントの考察
エントリーをする前に注目しておきたいのは、ローソク足の形がどのようになっているのか、確認しましょう。
例えばラインで反発したローソク足の、上ヒゲや下ヒゲが長かったり、抱き線や、はらみ線が出てたりと、トレンド転換を示唆するローソク足の形が出ていないか、確認しましょう。

マルチタイムフレーム分析をしよう
チャートは下位足より、上位足のトレンドに沿って動いて行きます。
メインチャートのタイムフレームが下位足の場合、相場全体の動きを確認するために上位足のチャートを確認しましょう。
例えば5、分足では上昇トレンドだけど、4時間足で確認すると、下降トレンドの売り戻しを、形成している途中だったりする場合が有ります。

損切りポイントの考察
考え方は人それぞれですが、デイトレードでの損切りはpips固定ではなく、節目節目に損切りポイントを、置くようにすると良いと思います。

エントリーをした、直近に損切りポイントを置き、損失を少なくする人がいますが、あまりおすすめ出来ません。為替レートはエントリーした方向に動く場合でも、値動きは上下しながら動いて行きますので、損切りポイントが近いと、せっかく利益が取れたところが、損失になってしまうことが有ります。
そういった状態を損切り貧乏と呼ばれたりしています。
損切りもある程度リスクを取りましょう。損失額を決めておきたいのであれば、ロット数をコントロールしたほうが良いです。
ロット数の計算方法を書いた記事が有りますので、読んでみてください。
まとめ
デイトレードは、とても人気のあるトレード方法で、初心者の方にもリスクが少なく、資金効率が良い投資戦略です。
向き、不向きも有りますが、トレード回数が多くなるので、必然と知識が付いたり、資金管理が身に付くと思います。