Amazonせどりはよく、雑誌でも取り上げられていますよね!
雑誌などでは「スキマ時間で月収30万円!」などのタイトルで、Amazonせどりなどを紹介したりしています。
しかし現実はどうでしょう・・・稼げても、数万円ほどではないでしょうか?
稼げない理由は明白です。
【Amazonせどりが儲からない理由】
薄利多売
Amazonせどりで稼ごうとする場合、基本はAmazonに出品されている商品より安く、出品する必要があります。
仕入れた商品在庫は、借金のようなものなので、回転率を上げて、早めに商品在庫を捌きたいです。
ライバルも同じような考え方なので、値段を下げる傾向にあり、値崩れを起こしやすくなります。
そうなるとあなたも、値段を下げないと売れるまで順番待ちとなり、キャッシュフローがわるくなります。
Amazonの出品制限
以前はそうでもなかったのですが、Amazonではここ最近、一部の家電製品やブランド品の出品制限幅を広げています。
制限を解除することもできるのですが
- メーカーまたは卸業者が発行した請求書
- ブランド自体から販売を許可する書類
が必要になり一般の方では、販売はかなりハードルが高いですね。
ライバルの増加
数年前と比べると、雑誌やインターネットなどでも、せどりに関する情報がたくさんあり、簡単に参入できるため、ライバルが増加しています。
Youtubeでもせどりのやり方を、詳しく説明している方がいて、せどりを始めやすいですね。
しかし始めやすいので、ライバルも増えます。ライバルが増えるということは競合する相手が、増えることになるので、同じ商品を売っている限り、価格競争が激しくなります。
ライバルとの差別化が難しく、同じ商品を、同じプラットフォームで売っている限り、価格での差別化となります。
お客さまから見ると、同じものなら、安い方がいいですからね!
【収益を出せない原因】
利益が少ない
Amazonせどりは、基本的に薄利多売です。
アプリで利益が出そうな商品を探しても、Amazon倉庫までの送料、FBA手数料、商品の保管料などを考慮すると、思ったほど利益が乗りません。
せどりの情報商材などでは、安く仕入れて高額で販売しているような画像、コメントを書かれていますが、現実的ではなく宝探しのようなものです。
情報商材を販売している時点でパイの奪い合いを誘発させています。
利益がでる商品を断続的に販売できない
店舗仕入れでは、安定した商品仕入れをすることが出来ません。
メーカー取引による仕入れではないので、売れ筋の商品があった場合でも、仕入れが安定せず、断続的に販売が出来ないため、売上を上げにくいです。
経費が意外とかかる
Amazon月額費、Amazon手数料、FBA手数料、保管料以外にも商品の配送費、 アプリの月額費、 車の場合はガソリン代、駐車場代(店舗に駐車場がない場合)、遠征費なども考慮しなければなりません。
私の大好きなYouTuberあそこTVの、老澤さんの動画が参考になります。
【Amazonせどりのメリット・デメリット】
<メリット>
- 気軽に始められる
- お小遣い稼ぎにはなる
- 販売はAmazon任せにできる
<デメリット>
- 仕入れから出品まで時間がかかる割には儲からない
- 本格的に稼ぎたいならある程度の資金が必要
- 中古品を扱う場合は古物商許可証が必要
【将来性が無いAmazonせどり】
店舗仕入れをしている限り個人で取引できる量に限界が有ります。
売上を上げるには、利ざやの出る商品を、多く集めなくてはなりません。何時間もかけて複数店舗を回り、帰ってきたら出品準備をし、荷物を送らなければなりません。
運良く通勤途中や近所に、仕入れができそうな店舗がある人はごく一部です。
想像してみてください。一日中走り回って副業レベルの収益しか出せない、ビジネスなんて面白くないでしょ?